インプラント|秦野市の歯医者なら渋沢歯科医院へ

インプラント

インプラントとは

インプラントとは、歯の欠損部分にインプラントと呼ばれる人工歯根を埋め込み、その上にかぶせものをかぶせて、歯を補う治療法です。

入れ歯やブリッジと違い、周りの歯に負担をかけたり、削ったりしないので、大変快適に使用できます。

インプラント治療の流れ

「インプラント」と「入れ歯」の違い

インプラントと入れ歯では主に3つの点で違いがあります。

違いその1:違和感がない

インプラントは入れ歯のような異物感がまったくありません。取り外す必要も一切なく自分の歯と同じように使えるので、インプラントであることを忘れてしまうほど自然です。

第2の永久歯。まるで自分の歯のよう

違いその2:よく噛める!痛くない!

入れ歯は痛みを感じやすい歯茎が直接その力を支えているため、自然の歯の20%~30%程度しか噛めません。 直接骨に固定するインプラントなら、自然の歯に匹敵する力で、しっかりと噛むことができます。

インプラントがしっかり噛める理由

違いその3:周りの歯にやさしい

部分入れ歯は、しっかりと固定するため、健康な歯にバネをかけて使用します。 そのため、健康な歯に負担がかかったり、バネにプラークがたまりやすいなどの欠点があります。

その点インプラントは、骨にしっかりと固定されるため、周りの歯にまったく影響を与えません。

部分入れ歯の2つの危険性

「インプラント」と「ブリッジ」の違い

入れ歯の治療は、使用する材料や方法により主に3つの点で違いがあります。

違いその1:健康な歯を削らない

土台の歯を削る必要のあるブリッジ
インプラントなら土台の歯が不要

違いその2:周りの歯に負担がかからない・とっても長持ち

ブリッジの危険性

骨が薄い・足りない場合のインプラント治療

リッジエキスパンド

当院でインプラント治療を希望される患者様の中には、他院様で「骨が薄いからインプラント治療は無理だと言われました」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
インプラント治療は歯を支える骨に埋入するものですから、骨が厚く・丈夫であるに越したことはありません。しかし、日本人は西洋人と比べ総じて「骨は薄く、あまり丈夫ではない」という性質があります。

そこで当院では、薄い骨にでもインプラントを入れる「リッジエキスパンド」という手法を取り入れています。
リッジとは「狭窄」エキスパンドとは「広げる」という意味で、リッジエキスパンドは即ち「細い骨を広げてインプラントを埋入する」ということになります。ただし、この手術は非常に難しくインプラント治療を行っておる歯科医師なら誰でもできるというものではありません。高い技術力と豊富な経験が必要となる治療法です。
当院の院長は、日本口腔インプラント学会に所属し、カルシテックインプラント、AQBインプラント認定医として数多くのインプラント治療を行っておりますので、このような難易度の高い治療法でも安心してお受け頂くことが可能です。

ソケットリフト

インプラント治療を行うには、インプラントを埋め込む顎の骨にある程度の骨量があることが条件になります。しかし、日本人は一般的に、上顎の歯が抜けてしまうとその周りの骨が痩せてしまい、上顎洞までの骨が薄くなってしまいます。そのため、従来はその部位にインプラントを埋入することはできませんでした。

そこで当院では、インプラントを埋入する部位から上顎洞に向けて人工骨を入れ、上顎洞までの骨の厚さを増やす「ソケットリフト」を行うことが可能ですので、これにより他院様では「インプラント治療は難しい」と言われた患者様にも、インプラント治療を行うことが可能となっています。

歯がほとんどない、1本もない場合のインプラント

当院のインプラント治療は、1本の治療から難症例まで幅広く対応しており、歯がほとんどない、あるいは1本もない患者様、そして総入れ歯でお困りの患者様に、最小で4本のインプラント(上顎と下顎の場合で最小8本)を植立するだけで済む治療方法も行っております。

他院様で「インプラント治療は困難」と診断された方、骨移植が必要と言われた方、ご多忙で歯を治療する時間のない方など、年齢を重ねても人生を楽しみたい方に是非検討していただきたい治療方法です。

超音波による骨の切削

超音波骨メス

昨今、インプラント治療をめぐる医療過誤の問題がさまざまなメディアで取り上げられ、患者様の中には「インプラントは怖い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるようです。
しかしその一方で、インプラントを必要としている患者様が多くいることも事実で、日本におけるインプラントの埋入本数は、着実に右肩上がりで増加しています。

そこで当院では、超音波振動を利用することで、粘膜や歯肉、神経や血管などの軟組織を傷つけることなく硬組織だけを選んで切削することができる、超音波骨メスを導入しております。
最小限の骨だけを切削できるため手術の安全性が高まるだけではなく、時間的にもこれまでの15分~30分に対し約5分と短縮され、患者様への負担を大幅に軽減できるようになっています。

インプラントのメリット・デメリット

インプラントのメリット

  • 他の歯に負担をかけないので、残っている歯を守ってくれる
  • しっかりと良く噛め、身体全体にも好影響(例:脳への血流量を維持し、ボケにくい。顎だけでなく、身体全体の筋肉を保ち、特に脚の筋肉量を維持しやすいので、自分の足で長く歩ける。顎をしっかりと支えるので猫背がひどくなるのを防ぎやすい…などなど)
  • 取り外し必要なく、違和感も感じにくい
  • 見た目もきれい
  • 骨、歯ぐきが減るのを緩やかにできる
  • お手入れは必要だが、5年,10年先でも自分の歯のようにしっかりと噛める(5年保証付)
  • 金属アレルギーの心配がほとんどない

インプラントのデメリット

  • 保険適応外で費用が掛かる
  • 治療期間が長い(上:6ケ月 下:3ケ月)
  • 外科処置が必要
  • 全身状態、骨の状態、服薬の状態によっては、できない

インプラント・処置一覧表

処置名称 費用(税込)
埋入 176, 000円
骨造成 55,000~110,000円
上部構造 110,000~132,000円

インプラントにおいて大切なこと

インプラントの寿命は一般的には非常に長く、30年でも充分に機能している例はたくさんあり、人生の最後まで使って頂けることも多くあります。ただし、インプラントは虫歯にはなりませんが、自分の歯と同じように歯周病にはかかることがあり、進行していくと歯茎や骨がやせてしまい、最悪インプラントが脱落してしまうことはあり得ます。その為、定期的なメンテナンスは絶対に必要となります。
インプラントの無料保証期間は5年間とさせていただいております。5年間の間に、不幸にもインプラント本体が脱落してしまったり、破損が起きてしまった場合に、やり直しをさせて頂き、再度使えるような状態まで責任をもって、無料でやらせて頂くという保証になります。返金は致しかねますので、ご了承の程、宜しくお願い致します。また、この保証に関しては、最低年2回のメンテナンスにいらして頂けない方、全身疾患がトラブルの原因と考えられる場合(例:顎骨に直接あてる放射線治療、コントロールされていない重度の糖尿病、ステロイドの服用など)や、事故や怪我等による外傷などの場合は対象外とさせていただきます。
けっして5年間しか持たないという意味ではございませんのでご安心頂ければと思います。